名古屋発のAIがエスカレーターでは歩くなと警告するシステムが効果絶大という話題です
AIが歩く人にツッコミ入れる!? 驚きのハイテク条例
エスカレーターでは歩かず、立ち止まって利用することを義務付けた名古屋市の条例が市民の間で定着してきているといいます。市はAIを活用して、人の動きに合わせて音声で注意を呼びかける装置や、立ち止まって2列で乗るよう促す啓発スタッフを駅に配置するなど独自の施策を展開。市の分析では、立ち止まって利用する人は9割超に上っているとのことです。
あの、条例まであるんですか?
あるそうです。正式名称は「エスカレーターの安全な利用の促進に関する条例」。通称「エスカレーターでゆっくりいこう条例」とでも呼びましょうか。
へえ、面白そうですね。でも、どうやって人々に守ってもらうんですか?
そこがこの条例のミソなんです。なんと、AIとセンサーを使った最新技術を導入しているんです。
市営地下鉄伏見駅に設置されたシステムでは、エスカレーターで歩こうとすると…
といった具合に大音量の警告が流れるわけです。
これはちょっと面白そう..じゃなくて、注意されちゃうと恥ずかしいないですね・・
そこがこのシステムの抑止力になっているんです。公共の場で注意されるのって、確かに恥ずかしいですよね。
さらに、警告を無視して歩き続けるとライトで照らされるのだということです。
それは目立ちそう。まるでステージ上にいるみたいですね。でも、そんなに目立つと逆効果になったりしないんですか?
良い質問ですね。実は、この「目立つ」というのが効果的なんです。ある心理学者によると、「公共の場で注目されることへの恥ずかしさが、ルール遵守を促す強い動機になる」そうです。
つまり、みんなの目があるからこそ、規則を守るようになるんですね。
なるほど!心理学的なアプローチもあるんですね。
そういうことです。さらに、この「恥ずかしさ」が効果てきめんで、導入後は歩く人が大幅に減少したそうです。
「なごやか立ち止まり隊」出動中!
そして、名古屋市はAIだけでなく、人の力も活用しています。「なごやか立ち止まり隊」という、まるでヒーロー戦隊のような名前の啓発スタッフを15駅に配置。彼らが「エスカレーターはゆっくり立ち止まってね♪」と声をかけたり、なごやかにストップしてね!という大きなポップを背負ってエスカレーターに乗ることで啓もう活動をしているのだそうです。
なんだか楽しそうですね!でも、皆さんちゃんと守ってるんですか?
驚くべきことに、市の調査では9割以上の人が立ち止まって利用しているそうです。まさに、エスカレーター革命が起きているのだとか。
すごい効果ですね!でも、なぜそんなに高い効果が出てるんでしょうか?
専門家によると、「ナッジ理論」という行動経済学の考え方が効果的だったそうです。
ナッジとは、強制ではなく、さりげなく望ましい行動を促す仕掛けのことです。AIの声かけや「なごやか立ち止まり隊」の活動が、まさにこのナッジとして機能しているのだそうです。
市民の反応は? 賛否両論で大盛り上がり!
「安全」派 VS 「急ぎたい」派の熱い戦い
この条例、市民の間でも大きな話題になっていて、SNSでは様々な意見が飛び交っています。
どんな意見があるんですか?
まず、賛成派の声を紹介しましょう。
ある高校生は
「スマホ見ながら立ってられるから楽」
とツイート。別の方は
「子供連れでも安心して乗れるようになった」
とコメントしています。確かに、安全面では良さそうですね。
一方で、反対派の意見もあります。ある会社員は
「朝の通勤ラッシュ時に歩けないのはストレスがたまる」
と不満を漏らしています。また、
「個人の自由を制限しすぎではないか」
という意見も見られます。
なるほど。意見が分かれるところですね。
そうですね。面白いのは、意外なメリットも出てきているんです。あるカップルは
「二人で並んで立てるから、デートにぴったり」
と喜んでいるそうです。
そんな使い方があったんですね。でも、急いでる人はイライラしないんですか?
そこなんですが、実は「全員が立ち止まることで、全体の移動時間が短縮される」という研究結果があるといわれています。
例えるなら、高速道路の渋滞で、「みんながゆっくり同じスピードで進む方が、結局は早く目的地に着く」のと同じ原理なのだそう。
へえ!でも、それって本当なんですか?
はい。ある交通工学の研究者が、シミュレーションを行ったんです。
その結果、全員が立ち止まる場合と、一部の人が歩く場合を比較すると、前者の方が全体の移動効率が15%ほど向上したそうです。
なるほど。科学的な根拠もあるんですね。
プライバシーと技術革新のジレンマ
ところで、このシステムについて気になる点はありませんか?
そういえば、プライバシーは大丈夫なんですか?AIが監視してるって…
鋭い指摘です。市は「個人を特定するものではない」と説明していますが、確かに懸念の声もあります。
ある市民は
「エスカレーターに乗るたびにビッグブラザーに見られてる気分」
とコメントしています。「1984年」ならぬ「2024年」を彷彿とさせますね。
確かに、ちょっと怖い感じもしますね…
ええ。技術の進歩と個人の自由のバランスは難しい問題です。ある法律の専門家は「技術革新と個人の権利保護の両立が、今後の社会の大きな課題になる」と指摘しています。
全国に普及するかも?専門家の見解は?
この名古屋モデル、実は全国から注目されているんです。
ある交通工学の専門家は「将来的には、AIがエスカレーターの速度を自動調整し、混雑状況に応じて効率的に人を運ぶシステムも可能になるかもしれない」と予測しています。
うわー、未来っぽい!でも、そんなに厳しく規制して大丈夫なんですか?
実はこの条例、罰則規定がないんです。つまり、「努力義務」なんですね。
市の担当者は「強制ではなく、市民の皆さんの協力で安全な街づくりを目指しています」と語っています。
罰則がないのに、みんな守るんですか?
そこが面白いところなんです。
ある社会心理学者によると、「罰則よりも、社会の中で協力し合う雰囲気を作ることの方が、長期的には効果的」だそうです。
名古屋市の取り組みは、まさにその理論を実践しているんですね。
未来のエスカレーター、どうなる?
さて、エスカレーターに革命を起こした名古屋市。この取り組み、果たして日本中に広がるのでしょうか?それとも、名古屋の「おもてなし」として定着するのでしょうか?
気になりますね!他の都市の反応はどうなんでしょうか?
実は、埼玉県でも同様の条例があるんですが、名古屋市ほど徹底されていないそうです。名古屋市の取り組みが成功すれば、他の都市でも導入が検討される可能性がでてくるかもしれません。
なるほど。でも、長年の習慣を変えるのは大変そうですね。
そうですね。「右側を空けることが当たり前だったので、急に変わると戸惑う」という声も実際にありました。
でも、安全性を重視する市の方針と、粘り強い啓発活動によって、徐々に新しいルールが浸透してきたようです。
なるほど、市民の協力が大切なんですね。
では、ここでネットの反応をご紹介します。
AIを導入して立ち止まり音っていったいいくらの予算が使われたのかが気になる。
立ち止まる人が増えたのはいいですけど、それで事故やトラブルからどれが減ったの?
かけた予算にみあう効果があるんでしょうか?
二列になると密度があがって、それはそれで将棋倒しになった時のダメージが増えそうな気がするし、体臭がどうこうの話もでそうだし、それもどうかと思うけど。
伏見駅を利用してるけどアナウンスが流れない時はありません。ようは常に誰かが歩いて登ってます。アナウンスに慣れちゃって流れても気にしないんじゃないですか?
条例違反ですは草だわ
このニュースの続き見てたけど警告音のあとに止まりなさいってライト照らされてたな
すげえな、想像したら草
2列ぎっしりのほうが将棋倒しのとき逃げ場が無くて危険だよ
片側歩きは海外だと普通なんだけど
日本も歩け!って言ってた時期が長かった気がする
だからこその両側立ちにならずに片側が空いてる状態って気もするし
なんで急に謎マナーを言い出したんだろ?
高齢化社会になった結果なんじゃない?
老人は歩けないし、老人の数が増えた結果、歩いてるやつに文句をいいたい人が増えて、そういう世論が形成されやすくなってしまったんじゃないかな。
歩きたいなら階段使えば良いのに、なぜエスカレーター使うんだ
エスカレーターを歩いて上った方が早いからじゃないかな
名古屋市に令和3年度に市の救急隊が出動した事案のうち、エスカレーターに関するものは133件あったのだそう
救急要請がない潜在的なトラブルは水面下でたくさん起こってることも勘案すると、お金かけてでもなんとかせにゃならん件数なんじゃない?
それ、エスカレーターを歩いたことによる事故の件数じゃないでしょ。文章を見直してみなよ。
以上、名古屋発、エスカレーター立ち止まり革命!という話題についてお伝えしました。皆さんも、最寄りの駅のエスカレーターに乗るとき、ちょっと立ち止まって考えてみてはいかがでしょうか。
それでは、最後までご視聴くださりありがとうございました!
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