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【ニュースの要点と背景】

劇場版『鬼滅の刃 無限城編』の予告映像が、劇場での限定公開直後に盗撮され、SNSに無断アップロードされるという事件が発生しました。
この予告は、『無限列車編』リバイバル上映の本編最後に流れる“劇場でしか見られない”映像として、ファンの間で大きな注目を集めていたものです。
しかし、公開開始からわずか数日で、X(旧Twitter)やYouTube、TikTokなどで違法に拡散。公式Xアカウントは11日、「映画盗撮防止法」に違反しており、10年以下の懲役や1,000万円以下の罰金の可能性があると警告を出しました。
本件がここまで注目された背景には、映画館という“特別な空間”で初めて見られるという演出の意味合いがあります。演出を裏切るような盗撮行為に、ファンから怒りや失望の声が相次ぎました。
加えて、動画をアップした側だけでなく、視聴・拡散したユーザーにも「共犯的な罪悪感」があるとする声も。
「見られるから見る」ではなく、「見ない」という選択も、作品とクリエイターへのリスペクトにつながるのではないか——そんな意識の変化が求められているようです。
【みんなの反応まとめ】

●共感の声
- 「せっかく劇場に足を運んだ人へのご褒美が台無しじゃん…」
- 「スタッフや声優さんの努力を踏みにじる行為だと思う」
- 「予告って、あの場で見るからこそ心に残るのに」
- 「映像公開のタイミングも演出の一部ってこと、もっと伝わってほしい」
- 「これで“ファン”って言えるのか、ほんとに考えてほしい」
●批判・反対意見
- 「そもそも劇場にだけ流すって形式が時代遅れじゃない?」
- 「見られる場所にあったら、見る人が出るのは自然では?」
- 「盗撮は論外だけど、ネットで拾うくらいは許してよって気持ちもある」
- 「技術や法律だけじゃなく、教育の問題だと思う」
●クスッとする反応
- 「映画館の“上映泥棒”に対応して、いっそ“予告泥棒”キャラ作れば?」
- 「ポップコーンの音も気にする時代に、スマホ構える人の神経よ」
- 「“予告を盗まれた男”ってサイドストーリー作れそう」
- 「もう、映画館の座席にシートベルトと目線検知センサーつけようぜ」
【編集部のひとこと】
盗撮や違法アップロードは、作品に対する“愛の形”とは言えません。便利さや話題性を追うあまり、ファン自身がその価値を壊してしまうこともあるのです。
ただ映像をシェアするだけでなく、「その映像がなぜそこにあったのか?」を考える視点も、今後ますます必要になるのかもしれません。

それにしても、盗撮されるほど注目される予告って……それもう予告じゃなくて本編では?
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