動画編集をするならまず完コピをする。オリジナルをもりこむのはその次
動画編集を受けたら、その案件のそれまでの動画をまず完コピする
ビジネス系の語り動画なら、テロップの位置、フォント、色、出てくるタイミングをほぼ同じに。
人物の画像が出てから語りだすまでが2秒ずれたらアウト
オリジナル要素を出してみてもらおうと思ったなら、
まずは依頼主の動画を完コピしたものを作成する。
完コピすることで見えてくるものがある
パッと見て、それほど重要ではないと思うような要素であっても、意識してもりこんでいる要素は多く、それは見るのではなくて、作り手として作って完コピすることでわかったりする。
たとえば、
- テロップのフォントや位置、色
- 話し出すまでの間
- BGMのボリュームや選曲など
見る方としては、安易にアニメーションなどを盛り込んだりなどをよく考えるが、試しに2秒おきにキレイなイラストのアニメを盛り込んで、自分で見たらどう思うだろうか
たとえきれいな絵だろうが、うざすぎて話に集中できないのがわかる
独自性を出すなら完コピの後
繰り返すが、まずはそれまでの「製品」をまず完コピする
そのうえで、自分が差し替えた方がいいと思ったものを反映したものをあわせて用意して、「お時間あったら見ていただきたいです」と提案して、意見をもらう。
完コピを出さないで、独自性のあるものだけを用意してしまうと、
そこは意味があってやってるんだからとまず最初から最後までダメ出しの連打になりかねない。
そこは切って、そこはいらない、そこは元に戻して・・といった具合。
まずは、相手の望んだものにできる限り近いものを用意しておいてから、自分のアイデアを相手に問う。
これができてないのが本当に多い。
完コピはブログも同じ
まず成果を出しているものを完コピして学ぶのはブログも同じ。
よくライティング力がない人が、フリー画像を山ほど盛り込んだりするが、読者の疑問にすぐ答えないで、スクロールを5回もさせるとそれだけで離脱の原因になる。
文字だらけもよくないが、「太っているとモテない」というわかりきったことを画像付きで延々と見せられたら嫌になる。
大事なのは作り手の視点を理解すること
ただ見て消費するのでなく、どういう視点で作っているかを理解すると技術の向上も早いです。
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