1mmの雨って、どのくらいの雨なの?どれくらい濡れるの?

天気予報などを聞いていると、明日の天気雨で降水量の予測は1mmです、というような表現をよく聞きますよね。

では、この1mmの雨っていうのは、どれくらいの量なのか気になったので調べてみました。

目次

1mmの雨とは具体的に言うと、どのくらいの降水量なの?

1-1. 1mmの雨とは具体的に言うと、どのくらいの降水量なの?

1mmの雨は、1平方メートルの地面に1リットルの水が降ることを意味します。

一般的に、雨量は1時間あたりの降水量で表され、1時間に1mmの雨という場合は「1時間のあいだに1平方メートルあたりの地面に1リットルの水が降る」ことになります。

一方で、降水量は、降った雨の量を表していて雨量と違い時間の概念が含まれていません。1mmの降水量は、1平方メートルあたり1リットルの水が降ったことを表します。

1時間あたり1mmの雨は、「傘を持っていないひとが、ささなくてもなんとかがまんできる程度の雨」です。

1mmと言っても気象庁でいう雨量は切り捨てなので、1.0mm から1.9mmまで幅が広いので、1mmという数字にだまされてナメてかかると、ひどい目にあうかもしれません。

雨量1mmは、1平方メートルのスペースに1時間で1.5リットル以上の雨が降る可能性があるのですから、一般的にふつうに考える標準的な雨であると言っても過言ではありません。

ちなみに、0.9mmの雨の場合は、気象庁での記録は0mmとしています。(小数点以下切捨て)。

たとえば、観測時間最初の30分間に1.8mm降って雨がやんでしまった場合、記録としては1時間で0.9mmの降水として換算されます。

これをふまえると、結構強い雨が降ったなと思っても、1時間でみたときに1mmに達しない雨の場合は、観測値は降水量0mmとして記録されます。

1-2. 1mmの雨はどの程度の影響があるの?

雨を呼ばれ方で分類すると以下のようになります。

霧雨0.1~0.2mm/1時間あたり
しとしと雨0.5~1mm/1時間あたり
音を立てて降る雨1~2mm/1時間あたり
夕立ち4~6mm/1時間あたり

1mmの雨は比較的少ない降水量ですが、その影響はさまざまです。

1mmの雨が降ると、道路や歩道は濡れて滑りやすくなり、自転車や歩行者にとっては注意が必要です。また、車の運転にも影響を与え、路面が滑りやすくなることがあります。

傘を持っていなくても、短時間であれば傘をささなくて済む程度の雨が降水量1mmの雨といえそうです。

降水量2mmは、ほぼ100パーセントの人が傘をさす雨です。

例えば徒歩3分のコンビニに買い物に行く程度の時間と距離でも傘をさす雨で、傘を持たずに買い物に行った場合には、ほぼ100パーセントの人がビニール傘を買う羽目になります。

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