サイトマップって設置すると、どんなメリットがありますか?
という疑問を解決します。
すごく簡単に説明すると、
SEOの面で有利ですし、ユーザビリティも向上しますよ
ということになります。
サイトマップってなに?
サイトマップとは、WEBサイトの全体図を地図のように表示したものです。
SEO的にも重要ですし、サイトのどこに何があるかがわかりますからユーザーの使いやすさ(ユーザビリティ)も向上します。
サイトマップがあることで、検索エンジンがサイト内のページを巡回(クローリングともいいます)しやすくなるので検索した時に上位に表示されやすくなります。
ユーザー的にも、知りたい情報の有無や場所がわかりやすくなりますから長い時間滞在してくれる効果が期待できます。
サイトマップの解説と設置手順
サイトマップには、「HTMLサイトマップ」と「XMLサイトマップ」の2種類があります。
HTMLサイトマップの設置方法
1.「PS Auto Sitemap」のプラグインをインストール
2.PS Auto Sitemapの設定画面でコード (~SITEMAP CONTENT REPLACE POINT~の部分)をコピー
3.固定ページ >> 新規追加 で、固定ページを作る
4.記事作成欄に、コード(~SITEMAP CONTENT REPLACE POINT~の部分)が無かったら張り付けておく
5.固定ページのタイトルに「サイトマップ」と記入します。(パーマリンクは数字のままにしておきます)
6.「公開」を押してページを公開。
7.URLを見てページの数字を確認、コピーします。
8.設定 >> PS Auto Sitemap >>「サイトマップを表示する記事」の部分にページの数字を貼り付けます。
XMLサイトマップの設置方法
XMLサイトマップを設置するには「XML-Sitemap」というプラグインを使います。
XMLサイトマップを設置すると、記事を公開したり更新した時に自動でサイトマップを作成・更新して、グーグルの検索エンジンに通知を送ってくれます。
これについては バズ部 さんの解説が詳しくてわかりやすいので、下記の記事を参考に設定してみてください。
→ バズ部 さんの『Google XML Sitemapsの設定方法』
サイトマップのURLをサーチコンソールに登録する
XMLサイトマップを設置したら、Googleのサーチコンソールに登録しておきます。
サイトマップを登録しておくことで、Googleのクローラーにサイトの構造などが正しく伝わりますので早くインデックスされやすくなるからです。
サーチコンソールに登録する手順
1.ダッシュボード >> 設定 >> XML Sitemap のプラグインを見ると上の方に、サイトマップのインデックスファイルのURLが書かれています。
例:あなたのサイトマップのインデックスファイルのURL: https://kasanena.com/sitemap.xml
これをコピーしておきます。
2.サーチコンソール に行き、左のメニューのサイトマップをクリック
3.新しいサイトマップの追加の下に、サイトマップのURLを張り付けて「送信」をクリックします。
swellの場合、ググってもなかなかうまくいかない
SWELLでサイトマップを設置する方法
SWELLでサイトマップを設置する際に問題が発生する場合は、以下の手順をお試しください。
1. XML Sitemap & Google News プラグインを使用する
SWELLでは「XML Sitemap & Google News」プラグインのインストールが推奨されていますが、WordPress5.5以降ではデフォルトでXMLサイトマップ機能が備わっているため、プラグインを導入した際に競合が発生する場合があります。プラグイン設定を確認しましょう。
設定>XMLサイトマップと開き>一般タグのサーバーをWordPressからプラグインに変更して保存する
2. SWELLの機能設定を調整する
「SWELL設定」→「機能停止」→「WordPressの機能」の中で、XMLサイトマップの項目のチェックを外します。この設定により、SWELLのサイトマップ設定がWordPressのデフォルト機能と競合しないようになります。
3. サイトURLの確認
XMLサイトマップが正しく機能しているか、以下のURLで動作確認を行います。
- デフォルトのURL:
あなたのサイトURL/wp-sitemap.xml
- プラグインを使用している場合:
あなたのURL/sitemap.xml
4. プラグイン設定の切り替え
「XML Sitemap & Google News」プラグインの設定画面で、サーバー設定の項目を「WordPress」から「プラグイン」に変更します。この変更により、プラグインのXMLサイトマップが優先されます。
5. サーチコンソールでの送信とエラーチェック
Googleサーチコンソールにサイトマップを送信し、エラーが表示されないか確認します。エラーが出た場合、各手順を見直し再設定をお試しください。
※画像付きで解説を見たい場合はしんじさんのサイトが参考になると思います
サブドメインのブログのサイトマップを送るときは要注意!
サブドメインのブログのsearch consoleでのサイトマップの送り方はメインのドメインのブログとは違いますか?同じように送ったらメインのブログのサイトマップがみつからないという状態になっていて、かなり損した気がします
サブドメインのブログのサイトマップは別になる
サブドメインのブログのSearch Consoleでのサイトマップの送信は、メインドメインのブログとは少し異なります。
サブドメインのサイトマップは、メインドメインのサイトマップとは別に送信する必要があります。
メインドメインのサイトマップをサブドメインに送信しても、Search Consoleはサブドメインのサイトマップを見つけることができず、メインドメインのサイトマップがみつからないという状態になる可能性があります。
サブドメインのサイトマップを送信する手順
- Search Consoleにサブドメインを追加する: サブドメインを追加していない場合は、Search Consoleでサブドメインを追加してください。
- サイトマップを作成する: サブドメインのサイトマップを作成します。サイトマップは、サブドメインのすべてのページをリストアップしたXMLファイルです。
- サイトマップをSearch Consoleに送信する: サブドメインのSearch Consoleで、「サイトマップ」セクションに移動し、作成したサイトマップのURLを入力して送信します。
サブドメインのサイトマップを正しく送信することで、Googleはサブドメインのページをインデックス化し、検索結果に表示されるようになります。
メインドメインのサイトマップとサブドメインのサイトマップを別々に送信することで、両方のサイトマップが正しく認識され、インデックスされるようになります。
ポイント
- サブドメインは、メインドメインとは独立したウェブサイトとして扱われます。
- サブドメインのサイトマップは、メインドメインのサイトマップとは別に送信する必要があります。
- サイトマップを正しく送信することで、Googleはサブドメインのページをインデックス化し、検索結果に表示されるようになります。
もし、サブドメインのサイトマップを送信しても、Search Consoleで認識されない場合は、以下の点を確認してください。
- サイトマップのURLが正しいか。
- サイトマップがXML形式であるか。
- サイトマップがSearch Consoleに正しく送信されているか。
上記の点をチェックしても問題が解決しない場合は、Google Search Consoleヘルプフォーラムで質問してみることをおすすめします。
サイトマップを設置する方法【SEOとユーザビリティ】 まとめ
サイトマップは設置や登録を行わなくてもいずれはインデックスされますが、Googleに早く認知されることはいろいろとメリットがあります。
やっておいて損はないので、ぜひ設置と登録をしておくのをおすすめします。
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