やす子さん100kmマラソン、台風と募金問題に揺れる24時間テレビ。その裏にある「恩返し」と募る「疑問」

日本テレビ系の大型チャリティー番組「24時間テレビ47」。毎年恒例のチャリティーマラソンランナーとして、今年は元自衛官芸人のやす子さんが抜擢されました。

しかし、ただでさえ過酷な100kmマラソンに、台風10号接近という試練が重なり、大きな波紋を呼んでいます。

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マラソンへのやす子さんの思いは

やす子さんは高校時代に経済的な事情で両親と離れ、児童養護施設にお世話になった過去があります。

芸人として成功した今、その恩返しとして全国の児童養護施設への支援を目的としたチャリティーマラソンに挑戦することを自ら提案しました。

この心温まるエピソードに共感し、やす子さんを応援する声は多く、「やす子さん頑張って!」「勇気をもらえる」「感動した」といったコメントがSNS上に溢れています。

しかし、大型で強い勢力の台風10号が接近する中での決行には、安全面を懸念する声が止みません。

決行されたマラソン

「やす子さんの体に何かあったらどうするのか」「なぜ屋内で走らせないのか」「中止すべきだ」など、番組側への批判が殺到しています。

当初の計画では、8月31日午前9時にスタートし、武道館を目指して都内を走行する予定でした。しかし、台風の影響を考慮し、31日は日産スタジアム内(横浜市)を30km走行。9月1日朝に改めてスタートし、神奈川県内の一般公道で残り70kmを走るという大幅な変更を余儀なくされました。

番組側は「専門家の指導のもと、安全に配慮して行っている」「万が一、危険と判断した場合は中止する」と説明していますが、それでもなお不安の声は消えません。

やす子さん自身は「今日は景色が変わるから楽しみだなぁ」と笑顔でインタビューに答えており、その前向きな姿勢に心を打たれる視聴者も多い一方、「本当に大丈夫なのか」「無理をしているのではないか」「笑顔が辛い」と心配する声も少なくありません。

募金への疑問点も

そして、もう一つの論点となっているのが募金問題です。事前の告知不足や、近年続く番組への不信感からか、事前の募金は低調でした。ところが、やす子さんが走り始めてから急激に増加。

1日午前6時36分時点で1億3600万円、午前10時30分過ぎには2億円を突破しました。

この急増ぶりに、「本当に自然な流れなのか」「番組側が操作しているのでは」「企業からの大口 donations で嵩上げしているのでは」「透明性が欠けている」といった疑問の声が上がっています。

番組側は全額が児童養護施設支援に使われると説明していますが、具体的な使途や内訳については明らかにしていません。「どこにいくら使われるのか」「本当に全額が使われるのか」といった疑問の声も多く、不信感を募らせる視聴者もいるようです。

視聴者のコメント

  • 「やす子さん頑張れ!感動して涙が止まらない!」
  • 「台風の中走らせるなんて、人としてどうなの?中止にすべき」
  • 「募金が急に増えすぎ。何か裏がありそうで気持ち悪い」
  • 「やす子さんの思いは素晴らしいけど、やり方が間違っている」
  • 「24時間テレビはもう時代遅れ。こういう偽善的な番組は必要ない」

今回の24時間テレビチャリティーマラソンは、やす子さんの強い思いと、それを取り巻く様々な問題が浮き彫りになったと言えるでしょう。

チャリティーのあり方、そしてテレビ番組の責任について改めて考えさせられる出来事となりました。

やす子さんが無事に完走することを祈りつつ、今後の展開を見守りたいと思います。

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