生活していると、「黒い小さい虫」がいるのを目にしたことはありませんか?
じつはこの小さい虫は害虫の一種なのです。
家の中に害虫が出るのは、誰もが嫌な経験ですよね。
特にシバンムシやクロゴキブリの幼虫は、一般的な家庭でよく見られる害虫の一つです。
この記事では、シバンムシとクロゴキブリについての特徴と、対策方法をまとめてご紹介します。これらの害虫との付き合い方を知り、効果的な対策をすることで、家の中でのストレスを軽減しましょう。
シバンムシやクロゴキブリの幼虫ってどんな虫なの?
布団をたたんでいるときに、畳の上をあるいている小さな虫を目にしたことがあります。この小さい虫はどんな虫なのかを解説します。
【クロゴキブリについて】
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クロゴキブリは、世界中に約4,000種以上が存在する昆虫で、日本でもよく見られる害虫の一つです。
一般的には約2~3cmほどの大きさで、黒褐色から赤褐色の体色をしており、長い触角と速い動きが特徴的です。クロゴキブリは、暗くて湿気のある場所を好み、食べ物を探し回るため、家の中での活動範囲も広いです。
クロゴキブリの対策方法としては、以下のような対策が効果的です。
清潔を保つ: クロゴキブリは食べ物の残渣を好むため、食器や調理器具をこまめに洗い、食べかすを残さないようにします。
また、ゴミ箱も定期的に清掃し、ゴミ袋をきちんと閉めるようにしましょう。
隙間をふさぐ: クロゴキブリは細い隙間から侵入してくることが多いので、窓やドア、排水溝などの隙間をふさぎ、侵入経路をふさいでおくことが重要です。
殺虫剤を使用する: クロゴキブリの駆除には、殺虫剤を使用する方法が効果的です。
市販のものを使うと楽ですが、ホウ酸があれば作ることも可能です。
【シバンムシについて】
View post on imgur.com成虫体長…1.7~3.0㎜
体色…赤褐色で黄色の短毛に覆われている
幼虫体長…孵化幼虫で0.35㎜、老熟幼虫で3.5㎜ほど
体色…黄白色
卵体長…0.4㎜以下
体色…乳白色シバンムシは、日本を含む世界中に分布する小型の昆虫で、一般的には黒褐色で体長は約5mmほどです。
株式会社環境コントロールセンター
シバンムシは、家屋の中に湿気のある場所や、ダンボールや古新聞の中など、暗くて湿気のある場所を好んで生息します。シバンムシは飛ぶことができず、歩行する速さも遅いため、家の中での移動は主に歩行によるものとなります。
シバンムシの対策方法は、以下のような対策が効果的です。
掃除を徹底する: シバンムシが好む湿気のある場所を減らすために、家の中を清潔に保ちましょう。特に、台所や浴室など湿気のある場所の掃除を徹底しましょう。
食品をきちんと保管する: シバンムシは食品を餌として好みますので、食品を密閉容器に入れて保管し、部屋の中に食べかすを残さないようにします。
隙間をふさぐ: シバンムシは細い隙間から侵入してくることが多いので、窓やドア、排水溝などの隙間をふさぎ、侵入経路をふさぐのが効果的です。
この虫って人体に影響はあるの?
害虫と言われると人体への影響や衛生面が懸念されるところですが、シバンムシやクロゴキブリ自体は人体にとって無害であることが確認されています。
しかし、ゴキブリは生まれたては無菌であっても、汚い場所で生活をすることが多いので、必然的に雑菌を運んできます。だからバイ菌だらけなのです。
産卵回数も多く、卵にはバルサンなどの駆除剤も効きにくいのでやっかいな存在です。
ですから、増える前に対処するのが理想的な最適解です。
基本的な対策はどうしたらいい?
まずは餌になるものを減らして、増やさないことが重要になります。
- 水回りを綺麗にする(水滴を拭き取る)
- ゴミ箱や三角コーナーにはふたをする
- 野菜くずや髪の毛など、食べ物になるようなものは残さない
頻繁に産卵する
虫はバルサンなどでも駆除が可能ですが、これはゴキブリの卵には効きにくいです。
クロゴキブリの場合は年中が繁殖期であり、年に最低でも20回は卵を産むと言われていますから、幼虫の時などの早い段階で仕留めておく必要があります。
駆除をするのにおすすめな駆除剤は?
いくつも試してみた中では、以下のものが効果的でした。
家の中や部屋でよく見る黒い小さい虫はなに? まとめ
クロゴキブリは成虫になると動きが早くなりすぐ逃げるようになって対処が困難となります。なので、早い段階で駆除しておかないと厄介です。
子供がいれば卵もある可能性もありますので、気を引き締めて駆除しましょう!
- エサになるものを放置しない
- 防虫剤ではやめに駆除して増やさない
といった対策が効果的です。
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