新入社員の研修やきつい、仕事がツラく感じる。そう考えることはよくあることです。
企業にもよりますが、新入社員研修をかなりキツめに設定している会社はあるからですね。
かくいう私も、ツラい新人研修をなんとか乗り越えた経験があります。
この記事では、そんな企業や研修にあたってツラく感じたり、仕事がうまくいかなくて辞めたい・・そう感じた時にどうすればいいかを解説してみます。
企業が新入社員の教育や研修をキツく設定する理由

企業は社員を採用するのにコストをかけています。
それなのに、きつい新人研修をやったり、新人教育をキツくしたりすれば離職率が上がってしまいます。
せっかく採用した新人がすぐに辞めてしまったのでは損失になってしまいますから、矛盾してますよね?
それではなぜ企業がそういった新人研修を実施するのかを説明してみます。
組織・部署にあった社員に育てたい
会社は組織です。命令に従ってくれなかったり、自分勝手な行動をする人間がいたのでは効率が上がらず仕事になりません。
会社は、上司の指示にしっかりと従う社員を必要とします。
そういった考えから、個人をみてどれくらい仕事ができそうか、とか命令に従って業務をこなすことができるのかを見たいという意図が出てきます。
そのため、「まずふるいにかけるという意図も考えれます。
それに、最初のうちは慣れないことから予想外のことも考えられますから、新入社員研修の段階で「出る杭を打っておきたい」という考えもあるかもしれませんね。
ストレス耐性をつけるため
社会人になると平日は早く起きて通勤して早めに出社してといったことが続きます。
朝早起きするだけならまだしも、慣れない人間関係に気をつかったりといったことが必要になりますし
お金をもらうプロとしての姿勢を求められてきます。
研修などは、大の大人でも逃げ出したくなるようなカリキュラムを設定していたり。
ここまで大きな環境の変化があって、きつくない人は「まれ」です。
多くの新入社員がきつい1番の理由が、「環境変化のストレスが大きい」ことですね。
それと困難を乗り越える経験と自信をつけさせるためにわざとやっていると言うケースも多いとのことです。
(やらされる方にはたまったものではないんですが)
こういったストレスに耐性をつけて、仕事をする環境になれてもらうのもきつい教育の目的になってきます。
キツい新入社員の時期や新人研修を乗り越える方法

つらく感じる理由はわかっても、それを乗り越えられないと意味がないですよね。
では、その対策についてです。
時間が解決すると考える
あけない夜はないといいますが、この世に永遠に続くものはありません。
ツラい研修もずっと続くわけではありませんから、「あと何日で終わるのか」と考えてみましょう。
終わりが見えてくれば意外に耐えられます。
どんなにツラい研修でも終わりはありますから、まずはそこまでをどう乗り越えるかだけを考えます。
「研修が終わったら、楽しいことをしよう、好きな物をたくさん食べよう」とご褒美を思うと気持ちが楽になります。
そこさえ乗り越えれば終わるというケースが多く、逆に言えば乗り越えて終わらないなら単なるブラックなのではないかってことになるからです。
仲の良い同期を作る
きつい新入社員の時期を乗り越えるには、仲間をつくるのがいちばんの解決策になります。
仲のいい同期を一人でも多く作ることをお勧めします。
自分とあわない同期と無理に仲良くする必要はないです。
ですが、仲のいい同期がいれば、困った時に相談できますし、週末飲みに行って愚痴をこぼすこともできます。
大事なことは、一人で抱え込まないことです。
自分の視点と他の人の視点は違っていたりします。
中のいい人がいるかいないかは、けっこう大きな差になってきますので、挨拶はきちんとするなど基本からこなして
うまく人間関係を構築していきたいところです。
転職サイトに登録してみる
インターネットで転職について調べてみると、転職エージェントや転職診断などの情報をみつけることができます。
この適職診断を受けてみたり、転職サイトに登録してみるのもおすすめの手段のひとつになります。
適職診断を受けたり転職サイトに登録することで、どうしても無理と感じたときの別の選択肢を考えられるからです。
ツライからと安易に転職を考えるのもあまりいい選択肢とはいえませんが、無理に我慢して身体に不調を出してしまったのでは元もコもありません。
他の求人を知ることで、「転職も可能だということ」がわかったり、「我慢して今の職場で頑張ったほうがいいのか」といった転職市場の状況を知ることができます。
新人のうちから転職活動を考えるのはどうなのかと考えたり、迷うことがあっても転職エージェントに相談することで適切なアドバイスをもらえることも多いです。
選んだ企業が適職でないのなら、第二新卒として再スタートできる可能性も十分にあります。
ハローワーク・求人案内などをのぞいてみる
前項と同様にハローワーク、職業案内所などを覗いてみるのも手段のひとつになります。
ハローワークであればその地域の求人情報を見ることができますし、転職に関する情報を知ることの窓口のひとつになってくれます。
あの独特の空気を知ることも経験の一つになってくれると思います。
最後に

「新入社員研修が最も辛かった」というケースは多いです。
冷静に考えてみれば、先輩の社会人だって、そんなにきつい環境で働ける訳ではないのです。
労働条件などに明らかな違法性があったり、自分の身体や健康に大きく影響するような環境の場合は早めに退職を決断するのも方法のひとつです。
大事なのはひとつのことに固執せずに複数の選択肢をもつことですね。
ですから、まずは新入社員研修だけは乗り切って、その先のことはその時になったら考えるべきです。
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