「実力不足だからパーティを抜けろ」
勇者パーティに所属しているオルンは、ある日突然リーダーからそう告げられた。
さらに他の仲間からは「器用貧乏」と罵倒を受ける。
失意のオルンは、ソロでの活動を開始した。
しかしその胸には、究極の「器用貧乏」―― “万能者”になる野心が秘められていた。amazon.co.jp
著者 | よねぞう (漫画), 都神樹 (著), きさらぎゆり (キャラクター原案) |
出版 | 講談社 |
目次
勇者パーティを追い出された器用貧乏 ~パーティ事情で付与術士をやっていた剣士、万能へと至る~5巻の感想
個人的なおすすめ度 ★★★★☆

他の付与術師よりも付与の効力が弱いからという理由で勇者パーティを追い出されて一人になった主人公の物語。
イラストはとにかく綺麗で、物語もテンポよく進むので一気に読めます。
以下ネタバレ。。。
黒○を倒したところから始まるのですが、元の勇者パーティのメンバーにやり返す展開でしたから、1巻から抱えてきた葛藤もクリアできてスッキリします。
西で最高と言われた付与術師のフィリーもいまのところはパッとしないですね。
あんなに強力な術を使える主人公が、どうやったら無能判定を受けるのかが本当に謎ですが、パーティでようやく勝てるような強敵にソロで勝ったのですから、そりゃあ勧誘もされますよね。
この巻では、クランに勧誘されたオルンくんがまた利用するだけ利用されて捨てられるんじゃないかと迷うあたりのお話になっています。
おしいところ?
個人的には★5といいたいところなんですが、ちょっと残念なところがボリュームが少なく感じるところ。
単行本コミックって、連載時のページ数にもよるのでしょうけど4話から7話くらいのページ数180~200ページって作品が多いのかなと感じます。(転スラ7巻などは4話構成で180ページくらいのようです)
この作品の場合、5巻は14話・15話・16話の3話でページ数も140弱となっているので、他作品と比較してしまうとボリューム不足を感じてしまうかもしれません。
とはいえ、作画も綺麗ですし、ハマる人にはかなりハマると思いますので、興味があったらぜひ手に取ってみて欲しいですね。
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