アニメ番組の延期や特番が多くなっている理由

アニメを見ていて、途中の話数が延期になったり特番が入って続きが気になったりすることってありませんか?

気になるその理由を解説します。

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アニメ作品の延期や特番が多くなっている理由

製作スケジュール的な問題

最初に考えるのが、製作工程じたいの遅れです。

現状での一番の理由は、やはり新型コロナウイルスの影響と言えます。

新型コロナウイルスが猛威を振るうようになってから、アニメにかぎらず多数の業界が大きな打撃を受けています。 打ち合わせ、脚本会議、作画、収録など、アニメ制作はさまざまな作業工程があり多数の人間の手で構成されています

話数的に調整が必要になる

次に考えられるのが、放送枠の調整です。

アニメ作品は1クール(3ヶ月)単位で放送されるので、 作品の放送枠は12~13話というのが一般的です。

推しの子を例に挙げると、 この作品は第一話を90分と3話分の作業ボリュームがあったので、全11話の予定でも 13話分の作業量があります。

一般的な13話構成の枠にたいして、 放送枠が少なくとも12話分ですから 1回何らかの特番を入れて調整する必要が出てくることになります。 1番多いのが放送直前特番ですね。

でも、第一話90分を確保するのに 他の作品が放送する前の枠を 押さえた方がやりやすい。

放送完了後の特番。 これは、第二シーズンが決まってる など、の次に続く時にケースもあります。

推しの子ではこれまでの 総集編というケースでした。これ以外にも初回が90分枠だったなどで製作の負荷も大きいのでしょうね。

また、最近では人気がふるわない場合は話数を露骨に調整することなどもあるので、製作工程の負荷軽減や収益的な理由も入ってくると考えられます。

そういった視点で見ると、特番は編集や声優のナレーションは必要ですが、アニメ制作の手間は無いので 話数の調整で入ってくるのでしょう。

ガンダム水星の魔女でも前半で 1回、後半だと前半の総集編と 17話の後にもダイジェストと実質 3回入れています。

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