コオロギが給食のメニューに?!コオロギって食べられるの?

徳島県小松島市内にある県立小松島西高校の食物科が、コオロギパウダーを使った給食を試食で出したところ、「子供に食べさせるな」といったクレームが相次いでいるとのこと。

https://youtu.be/06aOpnQYEsM
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コオロギが給食のメニューに?!

この給食というのは、コロッケに使われるひき肉の代わりにパウダーを使った「かぼちゃコロッケ」を考案して作り、在校生のうち約170人が試食に参加しました。ちなみに、食べるか食べないかは選択できたそうです。

給食を考案した生徒の感想は、「最初は抵抗感があったものの、香ばしくて美味しい食材だと感じた」といっています。

食用コオロギが学校給食に使われたのは、これが国内初だといわれています。

食物科長の多田加奈子教諭は、「クレームの電話がすごくかかってきて、上からは、しばらく動かないようにと言われました。状況的に厳しくなければ、使用を継続していこうと思っていましたが、この先は考えられない状況ですね」と説明したそうです。

コオロギパウダーを使った給食については、2回目を実施したうえで、使用を継続するか検討されると一部で報じられていましたが、昆虫食については最近、著名人らも含めた議論になっており、批判的な意見も多くよせられています。

食用のコオロギ についてまとめて解説

コオロギは、世界中で食用として広く消費されている昆虫の一種です。以下に、コオロギの食用についてまとめて解説します。

コオロギは栄養価が高い

コオロギは、たんぱく質、脂質、ミネラル、ビタミン類がバランスよく含まれており、特にたんぱく質の含有量が非常に高いことが知られています。また、消化吸収率が高く、栄養価が高いため、スポーツ選手やアスリートの食事にも適しています。

コオロギは調理方法によって様々な味わいが楽しめる

コオロギは、焼いたり煮たりして調理することが一般的で、揚げ物やスープ、パンなどに加工して食べることもできます。

コオロギの消費は世界的に広がりつつあって、東南アジアやアフリカを中心に、世界的に広く食用として消費されています。また、欧米諸国でも、健康食材として注目されており、コオロギパウダーやコオロギバーやクリケットフラワーなど、加工食品としても販売されています。

コオロギは環境にやさしい

コオロギは、家畜として飼育される動物と比べて、飼育に必要な餌や水の量が少なく、繁殖力も高いため、環境にやさしい食材として注目されています。

コオロギを食用にした時の問題点

食糧不足が問題となるなかで注目されているコオロギの食用ですが、問題点も指摘されています。

コオロギはアレルギー反応が起こる場合がある

コオロギは、昆虫アレルギーを持っている人にはアレルギー反応を起こす場合があり、コオロギを食べる際には注意が必要です。

コオロギは共食いする、プリン体が高いなど、栄養バランスの問題

コオロギは雑食性で、大量に飼育した場合には共食いをしてしまう性質があるとのことです。このため、徳島大の研究機関では遺伝子改良などで共食いをしないようにしているそうです。

しかし、遺伝子改良された大豆などが問題になる中で、コオロギは問題ないのかと疑問がでているようです。

また、コオロギはプリン体が非常に高くて痛風になる可能性があるなども指摘されています。

以上のように、コオロギは栄養価が高く、環境にやさしい食材として注目されています。しかし、アレルギー反応を引き起こす場合があるなどの問題点もあるので、食べる際には注意が必要です。

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