女子中学生5人がスポーツ大会をボイコット！トランスジェンダーの問題点とは？

2024年4月27日

ウエストバージニア州の女子中学生5人が、トランスジェンダー選手との競技参加を拒否し、ボイコットを行いました。

体格や筋力の高いトランスジェンダーの男性が女子チームに参加することで、怪我をした生徒なども実際に存在しています

こうしたことから、生物学的に男性な場合は女性のスポーツ競技に参加できなくなりつつあります。

しかし、こういった風潮にまったをかけた存在がいるというのです

🚨🚨FIVE middle school female athletes in West Virginia refuse to throw shot put against male, Becky Pepper-Jackson.

This comes just 2 days after the Fourth Circuit Court of Appeals blocked the WV law that says you must compete in the category that matches your sex.

It's a… pic.twitter.com/RzMgh4jVRU
— Riley Gaines (@Riley_Gaines_) April 19, 2024

トランスジェンダーの男性が女子チームに参加することの問題点

女子中学生5人がスポーツ大会を不参加に。大人が保護してくれない理不尽な状況に抗議しました。

バイデン政権が男女平等を定めた”Title IX”を書き換えようとしており、その影響で中学生の権利が脅かされているといいます。

このことが現地では、大人が守れないなら、自分たちで権利を守る決意を示した勇気ある行動といわれているのです。

トランスジェンダー男性が女子競技に参加することの問題点

フェアプレイの観点: 生物学的に男性の体は一般に女性より筋力や持久力に優れる傾向があり、女子スポーツの公平性が損なわれる可能性がある。
プライバシーの問題: 更衣室やシャワー室の利用で、他の女子選手のプライバシーが侵害されるおそれがある。
心理的ストレス: 女子選手が男性とプレーすることへの抵抗感から、精神的なプレッシャーを感じる可能性がある。
安全性の懸念: コンタクトスポーツでは、男性の体格的優位性から怪我のリスクが高まる恐れがある。

この問題の背景には、1972年制定の「Title IX」という連邦法にあります。本来は性差別を禁止する法律ですが、バイデン政権の新規則により、トランスジェンダー学生の権利保護にも適用されたというのです。

一部の州ではトランスジェンダー選手の参加を制限しているが、連邦裁判所がこれを覆す判断を下しました。

これによってトランスジェンダー選手が女子のスポーツ競技に参加できないのは差別だという主張が通ってしまったというのです。

トランスジェンダー選手を保護する動き

トランスジェンダーの選手が、出生時の性別に基づかず、自認する性別のチームで競技に参加することを巡っては、米国の州と連邦で対立が起きています。
一部の州では、トランスジェンダーの選手が出生時の性別とは異なるチームに参加することを禁止する法律を制定しました。
しかし、連邦最高裁判所は、トランス女子中学生が陸上の女子チームに参加することを一時的に認める判断を示しました。

つまり、州法に反して、連邦裁判所がトランスジェンダー選手の参加を許可したのです。バイデン政権も、学校がトランス生徒の参加を全面的に禁止することは認められないと表明しています。
この問題では、スポーツの公平性とトランスジェンダー選手の人権がぶつかっており、州と連邦の間で意見が対立しています。一部の州は制限を設けましたが、連邦裁判所はそれを覆す判断を下しているのが現状です。